当社創業者（安保寅雄）は大正一三年頃より当地にて石材業に従事。その後昭和十八年三月に近在４者と合同で札幌硬石株式会社を設立し、以降現在に至ります。
大東亜戦争後（昭和二十一年）、米軍キャンプ造成に大量の骨材（砕石類）が必要となり、札幌で初めてクラッシャー（破砕機）を導入しました。
その後は高度経済成長や札幌オリンピック等を契機として需要が拡大。現在では採取地域を硬石山内心部へと移し、景観と地域環境に配慮しつつ道都札幌の貴重な骨材供給源として地域と共に歩んでおります。
明治期に石材（石工）の世界からスタートし、大量需要に応える砕石事業へと発展してまいりました。これからは先人たちの石工魂を受け継ぎ、古き良き石の魅力も改めて皆様にお伝えしつつ社会基盤整備に不可欠な基礎骨材の供給を通じ国家・国民・地域への貢献を続けて参る所存です。